札幌の中心部に佇む老舗ホテルとの出会い
札幌駅と大通駅のちょうど中間地点、札幌駅前通りを北上していくと、左手前方に重厚な建物が見えてまいります。今回宿泊させていただいた札幌グランドホテルです。
1934年開業という長い歴史を持つこちらのホテルは、北海道初の本格的洋式ホテルとして誕生しました。故秩父宮殿下の提唱により生まれたという由緒ある背景を持ち、90年以上にわたって「北海道の迎賓館」として愛され続けています。
本館のクラシカルな外観は、まさに歴史の重みを感じさせる重厚な佇まい。東館、本館、別館の3つの建物で構成されており、地下歩行空間の8番出入口横から直接アクセスできるのが非常に便利でした。札幌の厳しい冬でも天候に左右されずにホテルへ向かえるのは、観光客にとって大変ありがたい配慮です。
格調高いロビーで感じる「おもてなし」の心
館内に足を踏み入れると、天井が高く設計されたゆったりとしたメインロビーが迎えてくれます。開業当時から受け継がれているという上品な雰囲気は、まさに「ホスピタリティ・ファースト」の精神を体現したもの。
15時からのチェックイン手続きでは、スタッフの方々の丁寧な対応が印象的でした。老舗ホテルならではのおもてなしの心を、早くも感じることができます。館内にはいくつものレストランやバーが併設されており、滞在中の楽しみも広がります。
2025年7月リニューアルの快適な客室
今回宿泊させていただいたのは、東館15階のハリウッドツイン29平米の禁煙ルーム。2025年7月にリニューアルされたばかりということで、とても清潔感があり快適でした。
2台のベッドが隙間なく並ぶレイアウトで、29平米という広々とした空間設計。ソファとテーブルも配置されており、ちょっとした作業にも便利です。北海道らしいおもてなしとして「白い恋人」が用意されているのも嬉しい心遣いでした。
東館の上層階からの眺望は良好で、札幌の街並みを一望することができます。加湿器も備え付けられており、乾燥しがちな札幌の気候にも配慮されています。
クローゼットは十分な広さで、ハンガーラックも豊富。傘やズボンプレッサー、金庫なども完備されており、長期滞在でも安心です。ティーセットや冷蔵庫も設置されており、お部屋でゆっくりとコーヒーや紅茶を楽しめました。今回のプランでは冷蔵庫内のドリンクも無料で利用でき、とてもお得感がありました。
バスルームはユニットバス仕様ですが清潔感があり、シャンプー、リンス、ボディソープも完備。洗面台も広く設計されており、充実したアメニティとタオル、ドライヤーなども揃っています。バスローブも用意されており、快適に過ごすことができました。
高級感溢れるエグゼクティブラウンジ体験
今回の滞在で最も印象的だったのが、エグゼクティブラウンジでの体験でした。わずか15室しかないゲストルーム限定のサービスということで、特別感が違います。
入り口から重厚感が感じられ、落ち着いた雰囲気の中で高級感を存分に味わうことができました。限られたゲストのみが利用できるこちらのラウンジでは、終日フリーフード&ドリンクサービスを楽しめます。
アフタヌーンティタイム(12:00-17:00)では、ミニケーキやドーナツ、ホテルメイドのスイーツが美しく並んでいます。コーヒーマシンやティーセットはもちろん、蒸留酒なども豊富に取り揃えられており、自分でお酒を作ることも可能でした。
ショーケースには、スイーツやチーズ、フルーツ、サラダなどが陳列され、各種ビールやレモンサワー、ワインなども充実。ホテルブランドのスイーツをいただきながら、贅沢な時間を過ごすことができました。
ハッピーアワー(17:00-20:00L.O.)の時間になると、オードブルやチーズなど、お酒に合うフードが登場します。小樽ビールとオードブルの組み合わせは格別で、特別な夜を演出してくれました。
北海道の恵みを堪能する朝食ビュッフェ
翌朝の朝食は、東館1階のオールデイダイニング「ノーザンテラスダイナー」でいただきました。6:30〜10:00の営業時間で、札幌駅前通りに面した明るい会場は開放感があります。
朝食ビュッフェの充実ぶりには驚かされました。町村牛乳やトマトジュース、コーヒーやお茶、ジュースなどのドリンク類から始まり、元祖ラーメンサラダ、北海道産鮭の塩焼き、北海道産「ふっくりんこ」のお粥など、地元の味覚がずらりと並んでいます。
特に印象的だったのが、函館市椴法華産100%無添加千切り真昆布、北海道ご当地グルメのスープカレー、釧路名物ザンタレ風、オホーツク北見塩やきそば、北海道産じゃが芋と北海道日高バターのじゃがバターなど、道内各地の名物料理が一度に味わえることでした。
焼きたてのパンは約10種類が並び、中でも「札幌グランドホテル 伝統のアップルパイ」は絶品でした。ライブキッチンでは、好みの具材やソースを選んでオムレツを作ってもらえるサービスもあり、できたての美味しさを堪能できました。
北海道牛乳のソフトクリームやシュークリーム、ミルクプリン ベリーソース、ショコラロールケーキ、ココナッツマカロンなど、デザート類も豊富で、朝から贅沢な気分を味わえました。
宿泊費用とコストパフォーマンス
今回の滞在は、大人二人、一泊朝食付きで30,600円でした。エグゼクティブラウンジの利用や充実した朝食ビュッフェ、そして90年の歴史を持つ老舗ホテルでのサービスを考えると、非常にコストパフォーマンスが良いと感じました。
基本情報
住所 | 〒060-0001 北海道札幌市中央区北1条西4丁目 |
TEL | 011-261-3311 |
WEB | 札幌グランドホテル【公式サイト】 |
札幌グランドホテルはこんな人におすすめです
今回の滞在を通して、札幌グランドホテルは以下のような方々に特におすすめしたいと思います。
- 歴史と伝統を大切にする方:90年以上の歴史を持つ老舗ホテルならではの重厚感と格調高い雰囲気を求める方には最適です。
- 札幌観光の利便性を重視する方:大通駅と札幌駅の中間という絶好の立地と、地下歩行空間からの直接アクセスで、天候に左右されない快適な観光が可能です。
- 北海道の食文化を堪能したい方:道内各地の名物料理が並ぶ朝食ビュッフェや、エグゼクティブラウンジでの上質なフード&ドリンクサービスが楽しめます。
- 上質なホスピタリティを求める方:「ホスピタリティ・ファースト」の精神による洗練されたサービスと、特別な時間を過ごしたい方にぴったりです。
- 記念日や特別な旅行を計画している方:エグゼクティブラウンジでの限定サービスや格調高い雰囲気が、大切な思い出作りをお手伝いしてくれます。
札幌での滞在を特別なものにしたいとお考えの方には、心からおすすめできるホテルです。
YouTubeではさらに詳しく紹介しているのでそちらもぜひご覧ください